Victoria Series Release Notes

10.0.0

新機能

  • The admin user can fetch alarms of all the projects, e.g. curl -X GET "${aodh_prefix}/v2/alarms?q.field=all_projects&q.op=eq&q.value=true" X-Auth-Token:$token

  • Support to deploy aodh-evaluator in active/active mode by leveraging database non-locking mechanism. With this feature, there could be multiple aodh-evaluator processes running without dependency of etcd or zookeeper.

  • Aodh Quota API is aiming for multi-tenancy support. By default, only the admin user is able to change or delete the resource quota for projects as defined by the default policy rule 'telemetry:update_quotas' and 'telemetry:delete_quotas'. User alarm quota and alarm action quota are not supported in Quota API.

アップグレード時の注意

  • Python 2.7 support has been dropped. Last release of Aodh to support py2.7 is OpenStack Train. The minimum version of Python now supported by Aodh is Python 3.6.

9.0.0

Prelude

Added new tool aodh-status upgrade check.

新機能

  • New framework for aodh-status upgrade check command is added. This framework allows adding various checks which can be run before a Aodh upgrade to ensure if the upgrade can be performed safely.

  • Added a new notifier(trust+heat) that works together with loadbalancer_member_health evaluator for auto-healing purpose.

  • Added a new evaluator for the alarms of type loadbalancer_member_health which evaluates the alarm by checking the operating status of the members in a given load balancer pool.

アップグレード時の注意

  • Operator can now use new CLI tool aodh-status upgrade check to check if Aodh deployment can be safely upgraded from N-1 to N release.

6.0.0

新機能

  • Aodh now support policy in code, which means if users didn't modify any of policy rules, they can leave policy file (in json or yaml format) empty or not deploy it at all. Because from now, Aodh keeps all default policies under aodh/api/policies module. Users can still modify/generate policy.yaml file which will override policy rules in code if those rules show in policy.yaml file.

廃止予定の機能

  • The deprecated 'threshold' alarm type has been removed.

その他の注意点

  • Default policy.json file is now removed as Aodh now generate the default policies from code. Please be aware that when using that file in your environment.

5.0.0

新機能

  • The reason of the state change is now part of the API as "state_reason" field of the alarm object.

廃止予定の機能

  • Ceilometer's API is deprecated in Ocata. Therefore, threshold alarms are now deprecated as well. Threshold rules will be removed when Ceilometer's API is also removed. Similar functionality is provided through Gnocchi alarm rules: gnocchi_resources_threshold, gnocchi_aggregation_by_metrics_threshold, or gnocchi_aggregation_by_resources_threshold.

  • 非推奨となっていたコンビネーションアラームを削除しました。

バグ修正

  • When an unprivileged user want to access to Gnocchi resources created by Ceilometer, that doesn't work because the filter scope the Gnocchi query to resource owner to the user. To fix we introduce a new configuration option "gnocchi_external_project_owner" set by default to "service". The new filter now allow two kind of Gnocchi resources:

    • owned by the user project

    • owned by "gnocchi_external_project_owner" and the original project_id of the resource is the user project.

4.0.0

新機能

  • ヘルスチェックのエンドポイントは、デフォルトで /healthcheck に用意されています。 oslo_middleware の healthcheck ミドルウェアを活用しています。 API サービスの正常性に関する情報を取得することができます。

アップグレード時の注意

  • api.pecan_debug オプションを削除しました。

  • すべての非推奨の non-SQL ドライバーを削除しました。

その他の注意点

  • Gnocchi 集計機能は、集計メソッドの検証時に Gnocchi への冗長な呼び出しを最小限に抑えるようキャッシュされるようになりました。キャッシュはメモリに1時間格納されます。追加の集計が Gnocchi に追加された場合、最大1時間、またはサービスが再起動されない限り、Aodh の API サービスに伝播されることはありません。

  • Aodh は現在、MySQL 5.6.4 から利用可能なマイクロ秒のタイムスタンプを利用しています。つまり、それが MySQL の最低限必要なバージョンです。

3.0.0

新機能

  • aodh-evaluator 、 aodh-listener 、および aodh-notifier を含む aodh サービスを複数のワーカーモードで実行できるようにしました。新しいオプションは、 [evaluator] workers 、[listener] workers 、[notifier] workers として対応して導入されています。 それらのデフォルトはすべて 1 です。

  • キューからのメッセージのバッチ処理をサポートしました。これにより、 aodh-listener はスレッドごとに複数のメッセージを取得して、より効率的に処理します。

  • 新しいオプション "rest_notifier_ca_bundle_certificate_path" が設定ファイルに追加されました。デフォルト値として None が設定されています。このオプションが存在し、アラームアクションに SSL が使用されている場合、提供された証明書パスはアクション要求の検証パラメータの値として使用されます。

  • 報告や取得の遅れを補うためにアラーム評価のウィンドウを拡張することができます。新しいオプション additional_ingestion_lag が導入され、デフォルトは 0 です。これは、ウィンドウの拡張を秒数で表します。

  • キューからのメッセージのバッチ処理をサポートしました。これにより、 aodh-notifier はスレッドごとに複数のメッセージを取得して、より効率的に処理します。

アップグレード時の注意

  • NoSQL ストレージから SQL ストレージにアラームおよびアラーム履歴データを移行するためのツールを追加しました。移行ツールは devstack 環境で正常にテストされていますが、ストレージバックエンド間のデータ移行は少し危険なので、ユーザーはこれに注意する必要があります。

  • batch_size および batch_timeout 設定オプションを設定の [listener] セクションに追加しました。batch_size は、処理する前に取得するメッセージの数を制御します。同様に、batch_timeout は処理前の待機時間を定義します。

  • batch_size および batch_timeout 設定オプションを設定の [notifier] セクションに追加しました。batch_size は、処理する前に取得するメッセージの数を制御します。同様に、batch_timeout は処理前の待機時間を定義します。

  • コンビネーションアラームのサポートを非推奨とし、複合アラームを使用して複数の状態のアラームを挙げることを推奨しているため、コンビネーションアラームを複合アラームに変換するためのツールを追加しました。

廃止予定の機能

  • コンビネーションアラームは公式に非推奨となり、デフォルトでは無効になっています。 有効にするには、 api.enable_combination_alarms を True に設定します。既存のアラームは引き続き評価されますが、 API 経由でのアクセスはその設定オプションのオン/オフによります。代わりに複合アラームを使用することをお勧めします。

バグ修正

  • [bug 1582131] SSL リクエストの "verify" パラメーターの値として CA_BUNDLE 証明書のパスを追加する際の問題を修正しました。

  • [bug 1575530] パーティションコーディネーターを修正し改善するためのパッチを追加しました。入力タスクがパーティションメンバーに正しく配布されるようにしてください。

その他の注意点

  • プロジェクト毎のアラーム名の一意成約を削除しました。

2.0.0

新機能

  • 新しい複合タイプのアラームを追加します。複合ルールを指定すると、 andor の関係を組み合わせて複数のトリガー条件を持つアラームを定義できます。複合ルールは、複数のしきい値ルールや gnocchi ルールで構成されます。

  • Gnocchi のディスパッチャーは、直接 http リクエストを使わず、クライアントを使用するようになりました。

  • Keystone v3 認証のサポートを追加しました。

  • アラーム評価サービスとアラーム通知サービスの間のキューベースの通信のサポートが追加されました。 元の実装では RPC を使用していましたが、 RPC の使用にはかなりのオーバーヘッドがあります。 作業キューは、より良いパフォーマンスで必要な機能を提供します。

  • Aodh からイベントレットを削除し、スレッド化するアプローチにします。

アップグレード時の注意

  • 新しいデフォルトの policy.json が RBAC 制御を適切に処理するために提供されています。既存の policy.json ファイルが適切なアクセスを許可していない可能性があります。

  • ceilometer と gnocchi を使う場合、 gnocchiclient ライブラリーが必要になりました。

  • キューベースの通信は、新しいデフォルトの IPC プロトコルです。 RPC は ipc_protocol オプションとして rpc を選択することによって引き続き使用できます。一度に実行できるプロトコルは1つのみです。

廃止予定の機能

  • Aodh での NoSQL バックエンドのサポートを中止します。 SQL は、アラームのスコープを処理するのに十分なバックエンドです。利用可能なリソースを最大限に活用するため、 NoSQL バックエンドは非推奨としました。開発者は複数のバックエンドに機能を追加する必要はありません。

  • キューが同等の機能を提供するため、 RPC サポートは非推奨となり、 Mitaka の後に削除されます。

セキュリティー上の問題

  • 矛盾した RBAC ポリシー処理に対処するためのパッチが追加されました。特定のルールに適切なアクセス権が与えられていない可能性があります。

バグ修正

  • [bug 1540395] 定義した閾値の外側にある1つのサンプルが翻訳を適切に処理するよう、理由の文字列を修正しました。

  • [bug 1518447] ceilometerclient が起動時に適切に初期化されるようにしました。

  • [bug 1511252] コンビネーションアラームのチェーン内のすべてのアラームを評価できない問題を修正しました。

  • [bug 1539069] 指定した期間に有効な統計が存在しないシナリオの処理を修正しました。

  • [bug 1513738] Gnocchi の集計を使用したアラームが評価されない問題を修正しました。

  • [bug 1504495] 矛盾した RBAC ポリシー処理に対処するためのパッチが追加されました。特定のルールに適切なアクセス権が与えられていない可能性があります。